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運営者ブログ - 小惑星トータティス、地球に接近

小惑星トータティス、地球に接近

カテゴリ : 
ニュース
執筆 : 
admin_mb 2012-12-9 11:31
小惑星トータティス、地球に接近

長さ4.46km、幅2.4kmの大きさの小惑星トータティスが、2012年12月12日(日本時間)に地球の近くを通り過ぎます。近くといっても最接近する際の距離は690万kmとのことですから、地球と月との距離の18倍も離れたところを通り過ぎますので、地球に何か影響があるわけではないようです。トータティスは地球から690万kimの距離を通り過ぎるわけで、この位の接近ならそれほど珍しいことでもないことではありますが、2012年に接近することから色々なうわさが飛び交ってはいるようですが。

4年ごとに地球に接近しているこの小惑星はピーナッツのような形をしており、これまでの観測によると太陽や地球の重力によって時点が変化しているとのこと。この変化を観測することから得られた自転モデルからわかってきた小惑星内部の質量の分布は非常に複雑なものと予想されるそうで、小さな別の天体の衝突により構成物質が飛び散ったことによりできた可能性があるとのこと。小惑星同士の衝突によって細長い形状の小惑星が形成されるというのは小規模な天体なら比較的多くありそうに思いますが、他にヨープ(YORP)効果によってできた可能性もあるそうです。

ヨープ効果というのは聞きなれませんが、太陽光が小惑星の自転を生み出すプロセスを説明する理論とのことです。不均衡な形状の天体に衝突する光子、つまり太陽風が当たることによって自転が加速されるというもので、自転が加速することで小惑星内の物質が撒き散らされ、更に二つの天体に分かれるとのこと。ここまではありそうな気がしますが、更に分かれた天体の自転がやがて減速し再び合体し、また同じプロセスを繰り返す、となると可能性が低いような気もしますが、長大なスパンで考えればそういうこともあり得るようにも思います。

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