運営者ブログ - ロシア隕石落下の負傷者1200人に
ロシア隕石落下の負傷者1200人に
2013年2月15日、ロシアのチェリャビンスクに落下した隕石の衝撃波による負傷者は1200名を越えたそうです。YouTubeにアップロードされた多数の画像を見ると、その轟音や地表に影が出来るくらいの明るさはこれまでに見たことのないものでした。2月16日に地球に再接近する隕石の話題がありましたから、隕石群のようなものと共に近づいてきているかと思いましたが、研究者によると無関係とのこと。以下のNASA BLOGSで案内されている軌道の図をみると2012 DA14の軌道は地球軌道の内側で円に近い形の軌道で、ロシアに落下した隕石の軌道の遠日点は火星軌道よりも遠くに達する楕円軌道です。
How Do We Know the Russian Meteor and 2012 DA14 Aren't Related?
隕石の重さは推定で10トン、直径は17メートルと推定されるとのこと。接近が観測されていた2012 DA14の直径は約45メートルですから、事前に見つけられるかどうかは、このあたりのサイズが境目になっているのかもしれませんね。
さて、1996年1月7日16:20頃、つくば市に落下した隕石は東京上空を通過しており、その際にものすごい音がしました。ジェット戦闘機でも通過したのかと空を見上げると太い飛行機雲のようなものが出ていました。その日の夜のニュースで隕石の落下だったと知ったのですが、爆発して四散した隕石のかけらが紹介されているのを見て、小さな隕石があのような轟音で落下するとはものすごい速度なんだなと思ったものです。
SFの世界で小惑星や隕石はおなじみです。現在でも地球に被害を与えるような小惑星が接近していないか観測や追跡が行なわれており、この計画はスペースガードとよばれています。「スペースガード」という名称や計画の内容は、アーサー・C・クラークの「宇宙のランデヴー」に登場する同名の計画にちなんでいるとのこと。「宇宙のランデヴー」では、このスペースガードの観測により発見された小惑星が、実は円筒形をした人工の建造物であることがわかり、調査隊が派遣されるという物語です。この設定を聞くと、何か宇宙人との戦いでも始まりそうな印象を受けるかもしれませんが、まったく違います。SF、特にハードSF好きでないと何が面白いのかもわからないかもしれません。
2013年2月15日、ロシアのチェリャビンスクに落下した隕石の衝撃波による負傷者は1200名を越えたそうです。YouTubeにアップロードされた多数の画像を見ると、その轟音や地表に影が出来るくらいの明るさはこれまでに見たことのないものでした。2月16日に地球に再接近する隕石の話題がありましたから、隕石群のようなものと共に近づいてきているかと思いましたが、研究者によると無関係とのこと。以下のNASA BLOGSで案内されている軌道の図をみると2012 DA14の軌道は地球軌道の内側で円に近い形の軌道で、ロシアに落下した隕石の軌道の遠日点は火星軌道よりも遠くに達する楕円軌道です。
How Do We Know the Russian Meteor and 2012 DA14 Aren't Related?
隕石の重さは推定で10トン、直径は17メートルと推定されるとのこと。接近が観測されていた2012 DA14の直径は約45メートルですから、事前に見つけられるかどうかは、このあたりのサイズが境目になっているのかもしれませんね。
さて、1996年1月7日16:20頃、つくば市に落下した隕石は東京上空を通過しており、その際にものすごい音がしました。ジェット戦闘機でも通過したのかと空を見上げると太い飛行機雲のようなものが出ていました。その日の夜のニュースで隕石の落下だったと知ったのですが、爆発して四散した隕石のかけらが紹介されているのを見て、小さな隕石があのような轟音で落下するとはものすごい速度なんだなと思ったものです。
SFの世界で小惑星や隕石はおなじみです。現在でも地球に被害を与えるような小惑星が接近していないか観測や追跡が行なわれており、この計画はスペースガードとよばれています。「スペースガード」という名称や計画の内容は、アーサー・C・クラークの「宇宙のランデヴー」に登場する同名の計画にちなんでいるとのこと。「宇宙のランデヴー」では、このスペースガードの観測により発見された小惑星が、実は円筒形をした人工の建造物であることがわかり、調査隊が派遣されるという物語です。この設定を聞くと、何か宇宙人との戦いでも始まりそうな印象を受けるかもしれませんが、まったく違います。SF、特にハードSF好きでないと何が面白いのかもわからないかもしれません。