運営者ブログ - 月に彗星由来の雲
彗星は塵をまき散らしながら太陽を周回していますが、その塵が月の軌道にも残るとのこと。この塵が雲を作っているのかというとそうではなく、月の軌道に残った塵が月面に落下して衝突した際に舞い上がった微粒子が宇宙空間まで舞い上がってできたのだという。観測によると、この塵は月面から巻き上げられてから10分間程度上空にとどまっており、平均で120kg分の塵が月の上空に常に存在するとのこと。最初の5分で100kmまで上昇して残り5分で落下しているそうです。常に120kg分あるということは、大気のない月では頻繁に月面に塵が衝突しているということになりますね。地球の場合も毎日100トンもの宇宙塵が降り注いでいるそうですから、近くの月にも5トン程度は頻繁に落下していると考えられるそうです。
この塵でできた雲は、これまで謎とされていた月面の発光現象の解明につながるのではないかと考えられています。アポロ計画でも宇宙飛行士が月の地平線上空に明るい光が見えたと報告しており、上空にある塵に太陽光が反射したと考えられたものの、大気のない月で上空まで塵が巻き上げられる仕組みはわからなかったとのこと。これを解明するため、月に到着した際に観測装置を設置し観測したところ、昼から夜に入る度に塵の増加が確認できたそうです。この観測結果を元に現在も調査中途のことですが、月面で時おり静電気が強まることがあり、この際に塵が宇宙空間まで巻き上げられているのでは、という説が支持を集めているとのこと。確かな理由はまだわからないそうで、身近な天体である月にも謎はまだまだ多いですね。
この塵でできた雲は、これまで謎とされていた月面の発光現象の解明につながるのではないかと考えられています。アポロ計画でも宇宙飛行士が月の地平線上空に明るい光が見えたと報告しており、上空にある塵に太陽光が反射したと考えられたものの、大気のない月で上空まで塵が巻き上げられる仕組みはわからなかったとのこと。これを解明するため、月に到着した際に観測装置を設置し観測したところ、昼から夜に入る度に塵の増加が確認できたそうです。この観測結果を元に現在も調査中途のことですが、月面で時おり静電気が強まることがあり、この際に塵が宇宙空間まで巻き上げられているのでは、という説が支持を集めているとのこと。確かな理由はまだわからないそうで、身近な天体である月にも謎はまだまだ多いですね。
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