運営者ブログ - 天の川銀河に100億の地球型惑星
天の川銀河に100億の地球型惑星
少し前の欧州南天天文台(ESO)の発表によると、地球が属する天の川銀河には生命が存在する可能性のある地球に似た惑星「スーパーアース」が数百億個存在すると推計されるとのことでした。1995年に設立された共同プロジェクト「PLANET(Probing Lensing Anomalies NETwork)」によって2005年から6年間に渡り行われた、数百万の恒星に対する重力マイクロレンズ現象を捉える観測でも、我々の天の川銀河に100億もの地球型惑星が存在する可能性があるそうです。調査によると、観測対象の恒星は平均して1つ以上の惑星をもっており、地球から50光年の範囲内に1500以上の惑星が存在する可能性があるとのこと。また木星サイズの惑星よりも地球サイズの惑星の方が遥かに多く存在するとしています。
惑星自体は宇宙でありふれたものかも知れませんし、彗星の有機分子が生命の起源だとすると生命自体も宇宙では珍しくないかも知れません。ただ、地球以外の知的生命とコンタクトできるかとなるとタイミングが難しそうです。例えば、地球の歴史を見ても、6400万年前の恐竜絶滅や全球凍結等で何度もの大量絶滅を経て現在に至っています。これらイベントがあるかないかで、現在のような文明の出現までに1億年程度のタイムラグがあるはずです。現在の地球は科学技術が発展しているとはいえ、せいぜいここ100年程度の出来事で、地球の歴史からみると一瞬です。
とはいえ、何万光年もの先の天体の観測は何万年もの過去を観測しているわけですから、広い宇宙の中に文明の痕跡、発信された電波を見つける可能性は決して低くはないのではないかと思います。
少し前の欧州南天天文台(ESO)の発表によると、地球が属する天の川銀河には生命が存在する可能性のある地球に似た惑星「スーパーアース」が数百億個存在すると推計されるとのことでした。1995年に設立された共同プロジェクト「PLANET(Probing Lensing Anomalies NETwork)」によって2005年から6年間に渡り行われた、数百万の恒星に対する重力マイクロレンズ現象を捉える観測でも、我々の天の川銀河に100億もの地球型惑星が存在する可能性があるそうです。調査によると、観測対象の恒星は平均して1つ以上の惑星をもっており、地球から50光年の範囲内に1500以上の惑星が存在する可能性があるとのこと。また木星サイズの惑星よりも地球サイズの惑星の方が遥かに多く存在するとしています。
惑星自体は宇宙でありふれたものかも知れませんし、彗星の有機分子が生命の起源だとすると生命自体も宇宙では珍しくないかも知れません。ただ、地球以外の知的生命とコンタクトできるかとなるとタイミングが難しそうです。例えば、地球の歴史を見ても、6400万年前の恐竜絶滅や全球凍結等で何度もの大量絶滅を経て現在に至っています。これらイベントがあるかないかで、現在のような文明の出現までに1億年程度のタイムラグがあるはずです。現在の地球は科学技術が発展しているとはいえ、せいぜいここ100年程度の出来事で、地球の歴史からみると一瞬です。
とはいえ、何万光年もの先の天体の観測は何万年もの過去を観測しているわけですから、広い宇宙の中に文明の痕跡、発信された電波を見つける可能性は決して低くはないのではないかと思います。