運営者ブログ - ヘビのような火星のダストデビル
ヘビのような火星のダストデビル
火星の周回軌道から火星を調査するNASAのマーズ・リコナイサンス・オービタ(MRO)のカメラが撮影した塵旋風(ダストデビル)が公開されました。塵旋風(じんせんぷう)というのは聞き慣れませんが、竜巻のようなものですね。
今回撮影された塵旋風は、影の長さから高度800メートル以上と推定されるとのこと。火星にはご存知のように大気がありますが、その気圧は地表面で約6hPaと非常に薄いものです。地球の平均気圧は1013hPaですから170分の1と非常に希薄で、地球で言うと高度20kmくらいの気圧です。とはいえ月の10京分の1という大気圧に比べれば濃厚で、火星に着陸した探査機から送られてくる光景を見ると地球の岩石砂漠のような印象を受けます。
さて、火星はSFでもおなじみで、このブログでも火星関連のニュースの紹介をいくつか行いました。古くはウェルズの宇宙戦争から、今年2012年に日本で公開されるジョン・カーターは原作が「火星のプリンセル」です。どちらも古典的な小説ですが実は読んだことがありません。火星を舞台とした戦国時代的なストーリーというのはいくらなんでも大時代的な印象で、まあ読まず嫌いです。とはいえ、映画の評判は良いので観に行くつもりです。
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火星の周回軌道から火星を調査するNASAのマーズ・リコナイサンス・オービタ(MRO)のカメラが撮影した塵旋風(ダストデビル)が公開されました。塵旋風(じんせんぷう)というのは聞き慣れませんが、竜巻のようなものですね。
今回撮影された塵旋風は、影の長さから高度800メートル以上と推定されるとのこと。火星にはご存知のように大気がありますが、その気圧は地表面で約6hPaと非常に薄いものです。地球の平均気圧は1013hPaですから170分の1と非常に希薄で、地球で言うと高度20kmくらいの気圧です。とはいえ月の10京分の1という大気圧に比べれば濃厚で、火星に着陸した探査機から送られてくる光景を見ると地球の岩石砂漠のような印象を受けます。
さて、火星はSFでもおなじみで、このブログでも火星関連のニュースの紹介をいくつか行いました。古くはウェルズの宇宙戦争から、今年2012年に日本で公開されるジョン・カーターは原作が「火星のプリンセル」です。どちらも古典的な小説ですが実は読んだことがありません。火星を舞台とした戦国時代的なストーリーというのはいくらなんでも大時代的な印象で、まあ読まず嫌いです。とはいえ、映画の評判は良いので観に行くつもりです。
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